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前田 宏治; 勝山 幸三; 生澤 佳久; 前田 誠一郎
Journal of Nuclear Materials, 416(1-2), p.158 - 165, 2011/09
被引用回数:16 パーセンタイル:75.64(Materials Science, Multidisciplinary)Amを含有する低密度燃料の熱的挙動を把握するため、短期・高線出力照射試験(B14)を高速実験炉「常陽」において実施した。照射試験パラメータとして、燃料O/M比及び燃料-被覆管ギャップ幅を設定し、4本の燃料ピンを装荷した。燃料ピンは48時間のプレコンディショニングにより組織変化させた後、最大線出力470W/cmまで急昇させて10分間保持された。照射後に破壊試験により燃料溶融が生じていないことや、PuやAmの再分布について調査した。本破壊試験結果は、これまでに取得したデータと比較して熱的性能を検討した。
佐藤 勇; 勝山 幸三; 荒井 康夫
Journal of Nuclear Materials, 416(1-2), p.151 - 157, 2011/09
被引用回数:11 パーセンタイル:63.92(Materials Science, Multidisciplinary)KrやXeのようなFPガスの放出挙動はピン内圧上昇及び燃料ペレットスエリングの観点からよく研究されている。現行のMOX燃料はHeの生成量は多くないが、マイナーアクチニドを含んだMOX燃料の場合、Heの収量が多くなるため挙動観察が必要である。本研究では、常陽で50GWd/tまで照射されたMOX燃料ピン内のHeガスをピンパンクチャー試験と加熱試験を行うことで定量分析した。結果として、燃料ペレットから放出されたFPガスは50%程度であったが、Heの放出は70%以上に達していた。また、Heの生成量の20%が照射後の崩壊により生成していることを考えると、高速炉燃料のような高温中では照射中に生成したHeのほとんどは燃料ペレット外に放出されていると考えられる。